トップニュースレター・インデックス2007年分

しのばず自然観察会ニュースレター2007年分

しのばず自然観察会より 2007-11  2007.12.23

2008年1月の活動 上野公園・不忍池 野外観察会 雨天実施

集 合 1月13日(日)午前9時30分 JR上野駅公園口前(緑の旗が目印)
持ち物 筆記用具、双眼鏡、弁当、飲み物、雨具、敷物、 参加費 300円

恒例の新春上野公園ウォッチングです。いつものように、水をテーマに江戸時代の水路跡を巡り、上野台地の西崖をおりて不忍池に出ます。池ではカモ類を中心に水鳥の観察と池の水の簡易水質測定をします。


11月の活動 東京大学(本郷)・旧岩崎邸庭園周辺散策 より

11月の活動は11月25日(日)に32名の参加で行われました。これぞ小春日和というお天気、根津駅を出発して近くの七倉稲荷境内で挨拶・自己紹介を済ませ、弥生門から東大本郷キャンパスへ入りました。かつて東大で学んだり研究をした人が数名参加していましたが、次々と建つ建物に浦島太郎の気分になるひとも。心字池(三四郎池)では紅葉が池に映って絶景、構内は絵をかく人が多く見られました。

隣の旧岩崎邸庭園では、あいにくと洋館の外壁改修で建物の外観は見ることが出来ませんでしたが、代わりに受付で絵ハガキを配ってくれました。洋館の室内は圧倒される豪華な迎賓館になっていました。また、和館も高い天井、薄れた壁画やふすま絵にため息が漏れました。和館で500円の抹茶と和菓子をいただいた人もありました。

洋館の各部屋ではア−トのパフォーマンスをやっていましたが、洋室の空間を味わうにはちょっと邪魔な感じもしました。庭園部は石灯籠やあずまやの礎石が残り、かつては野草の宝庫でした。和館からは流れの石組みも配置されています。今回は工事で見られませんでしたが、洋館の2階テラスからは、すっかり伸びた庭木にも、往時の庭園のつくりが偲べます。建物が注目を浴びていますが、庭園はこうした空間すべてを見てもらいたいものです。


不忍池の「メタボガモ」報道に関して 

 2007年12月になって、東京の新聞(サンケイ、東京、毎日)紙上を「メタボガモ」の話題がにぎわし、NHKニュースでも取り上げられました。たまたまインターネット上で「不忍池」OR「カモ」を検索したところ、この話題がぞろぞろと出てきて驚いているところです。   

 池畔には、東京都による「ハトに餌をやらないで」「カモが餌で太りすぎて飛べなくなった」という2種類の看板が設置されています。11月の野鳥の会東京支部のカモシンポジウムでも、不忍池で、餌をやっている人を怒鳴りつける男がいたと、目撃報告がありました。 16日のしのばず自然観察会による調査練習の帰りに、東京都環境局と書いた青い上っ張りを着た人とすれ違いました。(しのばず自然観察会は東京都環境局に登録している団体であり、不忍池鳥獣保護区決定の際に意見書を出し、小川はそのときの審議会委員でしたし、会の通信を毎月環境局に送っていますが、今回の不忍池の件では、行政は地元の自然保護団体を完全に無視しています。市民と行政とのパートナーシップが叫ばれる時代ですが。)

 しのばず自然観察会代表の小川のもとには、毎日新聞の記者さんからだけ電話取材がありました。「不忍池ではえさをもらって太り過ぎ飛べなくなったカモがいると聞いたが」といういう記者さんからの質問に」、小川は、「そんなことはないでしょう。餌やりのピークは20年くらい前ですから。ただ、餌のなかにある食品添加物の影響は蓄積して卵に現れる可能性が大きいのだが、北の国で産卵するカモなので影響はわからないし、悪影響があっても日本まで飛んでくるのは元気なカモだろうから、私たちには影響は見えません。餌による池の汚染の心配はあります。しのばず自然観察会では、野生生物との付き合い方として、出来るだけ手を加えないで野生をそっと観察するという、自然保護・環境倫理・環境教育の立場から、餌付けを支持はしないし、自らは餌やりをしません。でも、ともに自然を愛する人なのだから、餌をやる人とけんかはしません。喧嘩させる演出のテレビ取材を拒否したことがあります。」と答えました。

 毎日新聞の記事では、ニュースソースは行政からでしょうか?、カモが太って飛べない(北へ帰れない)という話と、小川が言った添加物への懸念など別サイドの意見も掲載がありましたが、他の新聞や放送の報道は、カモが太って飛べないので池に残ってしまうとか、ネコに襲われるという一方的内容でした。ちなみに池に残るカモは負傷して飛べないもので、今年も翼が折れたオナガガモが見られます。ネコは必死に餌を求めていますし、カラスがカモを食べている光景もあります。

 ところで、インターネットで上記の検索をしてびっくりしたのは、思いもよらない多数のホームページ・ブログがこの件を取り上げ、まさにコピー&ペーストで、報道を無批判にそのまま全国に流していることです。改めてインターネット社会の恐ろしさを感じました。

 それらの中で、唯一、まっとうな理詰めで実証的なホームページが見つかりました。鳥類画家の氏原巨雄さんのHPで、20年前から不忍池へ通っているが、メタボガモなどいないという内容です。ともに長年見ている立場から共通の見解を持っていることに安心しました。
                                             (小川 潔)


しのばず自然観察会より 2007-10  2007.11.25

12月の活動 不忍池・水鳥個体数調査 雨天実施

集 合 12月23日(日)午前8時45分 不忍池・弁天堂横藤棚(地下鉄(東京メトロ)湯島駅根津寄り出口より5分)
持ち物 筆記用具、双眼鏡、弁当、飲み物、雨具、敷物、あれば計数器、文挟
参加費 無料、動物園入園料はしのばず自然観察会で負担します。65歳以上は割引がありますので、年齢を証すものをご持参ください。

恒例の年末カウント調査です。いつものように、水域と種類を分担担当して調査します。担当の分担を決めるため、集合時刻を守ってください。カウント調査が初めての方は、別項にある練習に参加してください。

年々カモの数が減って、カウントは楽になりましたが、ちょっと寂しくもあります。

終了後、動物園内の上野五重塔周辺のカモを調べ、そのあと谷中で1月の準備をします。


不忍池・水鳥個体数調査の練習 雨天実施

集 合 12月16日(日)午前10時 地下鉄(東京メトロ)湯島駅根津寄り改札口
持ち物 筆記用具、双眼鏡、弁当、飲み物、雨具、敷物、あれば計数器、文挟
参加費 無料、この日は動物園には入りません。

恒例の年末カウント調査のための練習と学習です。水鳥の姿をじっくり観察した後、個体数調査の練習をします。原則として、23日の調査にも参加してください。


しのばず自然観察会 今後の予定
2008年1月13日(日)上野公園・不忍池野外観察会


10月の活動 生田緑地・桝形山より

お天気に恵まれた10月7日、向ヶ丘遊園駅前に26名が集まり、まず桝形山を目指しました。商店街と住宅地を過ぎると、崖の緑地が見えました。住宅の向かいから、すぐ、階段を交えた登りにかかりました。1分も経たないうちに、周りは草木に覆われ、街なかとは思えません。時折、鳥の鳴き声や影がよぎりました。足元にはどんぐりがぎっしり。いつのまにか桝形山の頂上に到着。昔の砦の跡で、小広いところに立派な展望台が建っていました。

自然探勝路に沿って谷戸を巡り、尾根に戻ると反対側の斜面につくられた日本民家園に到着しました。まずは生田緑地の中心部へ下って昼食。観察会の通信の発送作業を全員で行いました。午後は、尾根沿いに一つ丘を回って帰る会員と分かれて、多くの会員が民家園見学をしました。有名な越中五箇山や飛騨白川郷の合掌造りの民家を始め、各地の近世・近代の民家が斜面のわずかな平地を利用して点々と置かれ、内部の体験が出来るものも少なくありませんでした。農具・民具には、昔使った体験があるものもあり、うれしくなりました。畳の部屋は高級間で少なく、板敷きや竹で床をつくったものなど、今の内装とはだいぶ違うものが多くありました。竹を編んで土で固めた壁のつくりが一般的で、これは今も東京の古い住宅で見られます。体験イベントもいくつかやっていて、飽きさせません。夕方まで楽しませていただきました。  (小川 潔)


各地の催し案内

11月28日(水)第3回東京カモシンポ(野鳥の会東京支部主催)午後6時−9時/渋谷区立千駄ヶ谷区民会館2階ホール(JR原宿駅または地下鉄千代田線明治神宮駅より徒歩10分)参加費300円 今回は東京湾・千葉県側のカモの今昔を追うとともに、カモにとって安全な環境を考えます。一昨年のシンポで発表した、不忍池の私たちのデータが載った報告書がこの日できてきます!当日会場で入手できます(1冊1000円)。余部を購入しておきますので、希望者は小川まで連絡を。

12月8日(13:30−17:00)すばらしき泥!泥干潟 公園と報告・討論の会 市川市教育会館(JR本八幡駅南口より徒歩10分) 泥干潟の役割と保全(京都大学・加藤眞)、藤前干潟埋め立て中止の意義(藤前干潟を守る会・辻 惇夫)、報告(環境保護団体より)
資料代500円(学生は無料) 
主催:同実行委員会 連絡先電話:047−453−4987(牛野くみ子)
後援:(財)日本自然保護協会、日本湿地ネットワーク 


しのばず自然観察会より 2007-9  2007.10.07

11月の活動 東京大学(本郷)・旧岩崎邸周辺散策 雨天中止

集 合 
11月25日(日)午前10時 地下鉄(東京メトロ)千代田線根津駅湯島寄り改札口
持ち物 筆記用具、双眼鏡、弁当、飲み物、雨具、敷物
参加費 200円 ほかに庭園入場料400円(65歳以上は200円です。年齢を証すものを持参。)

秋の都心、東大本郷キャンパスと、隣接する旧岩崎邸庭園を散策して不忍池に出ます。例年だと、都心の紅葉が見頃となる時期です。


しのばず自然観察会 今後の予定
12月23日(日)不忍池水鳥カウント調査 例年のように、事前に練習日を予定します。


その他の案内
11月10−11日 子どもと自然学会{子どもの自然体験が拓くもの}東京学芸大学にて10日午前中に武蔵国分寺公園〜野川崖線を歩く企画があります。

12月8日(13:30-17:00)すばらしき泥!泥干潟 公園と報告・討論の会 市川市教育会館(JR本八幡駅南口より徒歩10分) 泥干潟の役割と保全(京都大学・加藤眞)、藤前干潟埋め立て中止の意義(藤前干潟を守る会・辻 惇夫)、報告(環境保護団体より)資料代500円
(学生は無料) 主催:同実行委員会、後援:(財)日本自然保護協会、日本湿地ネットワ
ーク 連絡先電話:047−453−4987(牛野くみ子)

◎自然通信社(代表:田中利勝さん)より、冊子「坂川・清流復活と生きものたち」をお送りいただきました。松戸を流れる水路・坂川の浄化と生物を写真で追った労作で、先日新聞にも紹介されました。A4版44P、1000円、問い合わせ同社 TEL&FAX 047-371-7472


9月の活動 武蔵丘陵森林公園 散策
9月の活動は、重陽の節句である9日に16名の参加で実施しました。残暑と言うか、猛暑の一日で、お茶の水筒が2本では足りなくなりました。南口から出発して、カントウタンポポの広場(夏は葉が地上から消えてしまうので見えません)を経て、雅の広場へ。水上の能楽堂のようなところで、不思議な空間です。そろそろ暑さと戦いながら、展望レストランがある岡の上へ。夏と秋との間で花が少ない時期ということもあるのですが、日陰を探す方に注意がいってしまいます。展望台には登らず、環境保全地区という「栗谷沼」へ。特にこれはという動植物は見つかりませんでした。

このあたりから、森林公園は広いなあという言葉が口々について出ます。中央口近くで昼食。記念広場を経て、山田大沼を右手に渓流広場へ。この下り道で子どもの遊園地のような異様な物音がしました。雑木林の向こうは沼で、広場などないのはずなのにと思って先に行くと、林が切れて水面が見えてきました。対岸の木々に鳥の姿が。そう、カワウが営巣して、ひなの声が聞こえていたのです。

西口に向かう途中の大沼のあたりで、ヘビがとぐろを巻いているのを見たり、カワセミが水面を横切るのを見て、やっと観察に来たんだなあという思いが沸いてきました。

出発点で、法学者でもあり近くの鳩山地区で自然環境の保護運動に活躍している坂口洋一先生に20年ぶりくらいで出会い、お互いに環境保護活動に励んでいるのを確認しました。


谷中霊園のよう壁補強工事

 谷中霊園の東側よう壁補強工事が始まりました。工事地区はニリンソウ生育地をかすめる程度ですが、そこに至る工事の出入りルートが生育地をよぎるので心配されましたが、いまのところ、生育地の上に桟橋のように地表から浮かせた通路をつくって対応しています。


 上野公園の将来計画検討始まる
上野公園の将来計画を決める行政の会が発足した模様です。関係者の話しでは、9月3日に第1回の会合が持たれたようです。あいかわらず市民抜きの場での計画づくりで、不安が残ります。以前、上野公園から谷根千地域までの再開発をねらって国土建設省などが主導して「上野駅から鶯谷駅までJRのレールの上に蓋をしてギャラリーを集める」とか「上野駅から動物園まで、雨に濡れないために地下道をつくる」などといった迷案、珍案を出した懇談会がありましたが、今回は造園の専門家が委員となって、上野の森を復活したいと主張するようです。どんな森を目標にどこにつくるかで歓迎できるかどうかが変ります。上野公園の自然と歴史的環境、生活と憩いの中の上野公園を継承していくために、一人でも多くの人々に「新版上野のお山を読む」を読んでもらい、上野公園のあるべき姿を共有する努力が必要です。


しのばず自然観察会より 2007-8  2007.09.09

10月の活動 生田緑地・枡形山周辺散策 雨天中止

集 合 10月7日(日)午前10時 小田急線向ヶ丘遊園駅前(南口)
持ち物 筆記用具、双眼鏡、弁当、飲み物、雨具、敷物
参加費 200円

川崎市の郊外に、住宅地や観光地・大学に囲まれた生田緑地は、枡形山や自然歩道と日本民家園、青少年科学館などがある複合的なレクリエーションと学習の場です。初秋の一日、身も心もリフレッシュしましょう。

*交通:常磐線方面からですと、地下鉄千代田線綾瀬発の多摩急行で登戸乗り換え各駅停車で1駅、新宿からの小田急線は急行も向ヶ丘遊園に停まります。


しのばず自然観察会 今後の予定

11月日時未定 東京大学本郷キャンパス・旧岩崎邸・不忍池散策を予定
12月23日(日)不忍池水鳥カウント調査 事前に練習日を予定します。
その他、活動希望をお寄せください。


6月の観察会(上野公園・不忍池自然と歴史的環境)から

梅雨入り前の休日、のんびりと上野公園を巡りました。いつもの擂鉢山古墳を起点に、竹の台(公園樹木の花や実)→両大師(上野戦争の弾痕跡)→国立東京博物館周回(徳川将軍墓地前)→旧動物園正門(旧水路跡)→時の鐘(昼食)→上野東照宮崖(タブの木・オドリコソウ)→旧水路跡の橋→不忍池のコースを取りました。明治10年作成の実測図のコピーと昨年観察会が作った上野公園案内図を片手に、歴史を経て残ったもの、失われたものを確認していきました。不忍池では、今年も水鳥の繁殖が少なかったのですが、蓮池南西部でカイツブリの親子が現れて、一同歓声を上げました。


7月の観察会(三番瀬大観察会)から

不忍池も加わっている三番瀬署名ネットワーク主催で昨年に続いて東京湾三番瀬で開かれた観察会と自然保護集会・コンサート・ごみ拾いのイベントに、本会から家族知人を含め15名が参加、全体ではのべ100名くらいの会でした。午前中の観察会の途中から、マテガイ取りに多くの人が熱中、砂にあいた穴の口から塩を注ぐと、マデガイが穴から飛び出します。タイミングよく捕まえる人、つかみそこねてまた穴に逃げられる人がありました。昼食時にマテガイの長さコンテストがあり、奥村さんが一等賞となり賞品の三番瀬の海苔を得ました。


7月の観察会(裏高尾ミニ観察会と圏央道反対集会)から

梅雨明けが定まらないお天気で、暑さは中くらいの7月29日、選挙を終えて裏高尾の会場まで高尾駅から歩きました。小仏川沿いの散歩道は、セミの声、キツネノカミソリの朱色の花が印象的でした。蛇滝口の道路に出て、流水を水筒に詰めなおしました。一昨年まで集会をしていた梅林はほとんど切られ、土地が掘り起こされています。道路にせり出すように、塔のような建造物が造られています。高尾山に向かう圏央道の橋脚になるのでしょうか。心和む裏高尾の景観も、ここだけは修羅場に変わろうとしているように思えました。
集会には本会から4名が参加しました。長年ともに励ましあってきた東京大気汚染訴訟の原告団の方たちが、裁判所の和解にしたがって、実質上の勝訴を勝ち取った報告がありました。甲州街道(国道20号線)からのトンネル工事が、地権者の同意を得ていないことが発覚し、高尾山はまだ無傷です。


8月の観察会(国分寺崖線散策)から

暑い暑いと言いつつ、国分寺駅より歩き始めました。23名が参加。まずは野川が造った谷地形を下って登り、しばらく行って雑木林へ。地下水問題が懸念されたマンションが建っています。昔とすっかり変って、林内は遊歩道となり、林外は広大な国分寺公園となって、植栽された草木が花をつけていました。
崖道を下って薬師堂に寄り、現国分寺前へ。お鷹の道を辿り、途中、真姿の池横の地下水湧き口を見ました。その下流の水路では、子どもたちが水に入って涼を味わっていました。水路(元町用水)を下り、国分寺駅下で駅のほうへ坂を登り、公園で昼食。その後、殿ケ谷戸庭園に入り、崖と湧水、植栽の打つ櫛田を見学しました。


この夏、アカツクシガモが不忍池に飛来

8月中旬、不忍池にアカツクシガモが現れました。ボート池南端に近い場所を拠点に、泳ぎまわっていました。給餌を求めて近くへくるので、飼育されていた個体と見られ、前例と同じく、千葉で飼育されている個体の繁殖した子孫ではないかというのが有力のようです。

しのばず自然観察会より2007-7  2007.09.01

9月の活動 国営武蔵丘陵森林公園散策

集 合 9月9日(日)午前9時50分 東武東上線森林公園駅北口改札前(緑の旗が目印し) 雨天中止
持ち物 筆記用具、双眼鏡、弁当、飲み物、雨具、敷物、虫除けなど
参加費 200円 ほかに公園入園料400円、バス代片道200円など

まだ暑い時期ですが、森の清涼感を味わいましょう。

*    池袋発8時45分急行森林公園行き乗車森林公園駅北口10時03分発森林公園南口行きバス乗車の予定
*    池袋発9時急行小川町行き乗車の場合は、次の10時13分発バスで追いかけてください。他のバス路線は、森林公園西口に停まるので、追いつけません。


10月以降の活動(行き先) 

10月7日(日)生田緑地・枡形山周辺(川崎)
11月期日未定 東京大学本郷キャンパス
・旧岩崎邸庭園・不忍池
12月23日(日)不忍池水鳥調査 


しのばず自然観察会より2007-6  2007.07.21

7月の活動その2「ミニ観察会と圏央道反対裏高尾集会への参加」の集合時刻を変更します。

集 合 7月29日(日)10時30分 JR高尾駅北口前(緑の旗が目印し)

当日は参議院議員選挙投票日になりましたので、集合時刻を遅らせます。自然保護の一票を行使してから参加してください。



7月の活動2 雨天実施

ミニ観察会と圏央道反対裏高尾集会への参加

集 合 7月29日(日)10時30分 JR高尾駅北口前(緑の旗が目印し)
山麓の歩道を会場まで歩いて、ミニ観察会を行います。(集会は12時より、裏高尾の梅林で行われます。駅前から京王バスで蛇滝口下車、徒歩5分。直通バスも出ます。)
持ち物 筆記用具、双眼鏡、弁当、飲み物、雨具、敷物、帽子、山麓歩きしやすい足ごしらえを。
参加費 500円(集会会場でお払いください)


8月の活動 野川崖線散策

〜国分寺の湧水めぐり〜 雨天中止

集 合 8月5日(日)午前10時 JR中央線

国分寺駅改札前(緑の旗が目印し)
持ち物 筆記用具、双眼鏡、弁当、飲み物、雨具、敷物、虫除けなど
参加費 200円 ほかに庭園入園料など(65歳以上の方は年齢証明があると割引あり)

暑い季節、思い切って暑い中を歩いて、湧き水の清涼感を味わいましょう。旧武蔵国分寺の雑木林、元町用水お鷹の道、殿ケ谷戸庭園を巡る予定。


しのばず自然観察会より 2007-5  2007.06.03

7月の活動 東京湾 三番瀬干潟の大観察会に合流参加 雨天実施

集 合 7月16日(月・海の日)午前9時20分 船橋海浜公園バス停
持ち物 筆記用具、双眼鏡、弁当、飲み物、雨具、敷物
参加費 200円程度(当日、会場でお払いください)

7月の活動は海の日に、東京湾・三番瀬干潟の観察会に合流・参加します。しのばず自然観察会も参加している「三番瀬を守る署名ネットワーク」主催の観察会です。当日は中潮ですが、前日まで大潮なので、干潟が広がることが期待されます。

昨年に引き続き午前9時30分から、午前中は海の生き物の観察や海辺を楽しむ活動、午後からは海辺のクリーンアップ(ごみ拾い)を計画中です。昨年は、しのばず自然観察会の小川潔がNHKテレビのニュースで映し出されたとか(本人はテレビを持っていないので、あとで知りました)。

三番瀬の当初の埋め立て計画は回避したものの、ではどうするかを巡って、「自然再生」などを名目に開発計画が続々と出てきます。私たちは、これ以上海をいじりまわさない、埋め立てて出来た陸部分こそ自然再生で海辺に戻すことを主張してきました。埋め立て地の沖に、なお広がる干潟・浅瀬は東京湾最後の自然環境、その昔、旧利根川などが運んだ砂による広大な遠浅海辺の遺産です。

交 通 京成電鉄船橋駅(JR船橋からは余分に徒歩数分かかります)の踏み切りの南側(海側)より京成バス(始発)船橋海浜公園行きに乗って、終点下車。遅れた場合は、そこから海辺まで4分歩いてください(アカエイの絵などの看板があるところの砂浜です)。


7月の活動 その2 ミニ観察会と圏央道反対裏高尾集会への参加 雨天実施

集 合 7月29日(日)9時30分 JR高尾駅北口前(緑の旗が目印し)
(当日が参議院議員選挙の投票日となりましたので、集合時刻を10時30分に変更しました。自然保護の一票を行使してからお集まりください。)
(集会は12時より、裏高尾の梅林で行われます。駅前から京王バスで蛇滝口下車
徒歩10分。直通バスも出ます。)
持ち物 筆記用具、双眼鏡、弁当、飲み物、雨具、敷物
持ち物 筆記用具、双眼鏡、弁当、飲み物、雨具、敷物、帽子、足ごしらえをよろしく。
参加費 500円(集会会場でお払いください)

高尾山の自然と多摩の生活を破壊する圏央道(首都圏中央連絡道路)の建設に反対する地元民と市民による集会も今年で22年になります。つい先日、国土建設省は高尾山の中腹にトンネルをあける工事に着手し、緊迫度を増しています。

毎年、しのばず自然観察会は午前中にミニ観察会を行っていますが、今年は山麓まわりで、真夏の雑木林と小仏川の岸辺を集会場まで歩きます。途中参加、途中帰宅は自由です。参加費500円は会場受付へ。

集会は、東京都周辺地域の自然保護運動・自然愛好者の同窓会にもなっていますが、会員の野中滋さん、佐藤清さんが他界され、今年は寂しい限りです。


しのばず自然観察会 今後の予定

8月5日(日)野川崖線(国分寺の湧水めぐり)
暑い季節、思い切って暑い中を歩いて、湧き水の清涼感を味わいましょう。旧武蔵国分寺の雑木林、元町用水お鷹の道、殿ケ谷戸庭園を巡る予定です。
 その他、活動希望をお寄せください。


東京の野鳥目録作りに協力を 日本野鳥の会東京支部よりの要請

日本野鳥の会東京支部より、上記の要請がしのばず自然観察会の小川潔にきました。担当は台東区部分です。上野公園・不忍池、隅田川、また街なかで、これまでの観察記録、記憶がありましたら、お寄せください。また、これから半年ほど、記録等があれば、お知らせください。

同様に、上野公園のカラスの実態(個体数と繁殖情況)についても調査依頼がありました。情報をお寄せください。また、カラス観察会を企画するのもよいかと思います。小川 潔


谷中霊園のニリンソウ その後

4月の観察会で確認した谷中霊園のニリンソウですが、崖の補強工事が今年度に予定されている地区については、群落の一部が工事区域にかかることがわかりました。また、ナルコユリ?の仲間の植物も同じ場所に生育しています。それで、この部分の植物を1シーズン、移植保管する必要が出てきました。霊園内のなるべく近い場所を探しています。時期未定ですが、移殖などにお力を貸していただける方がありましたら、ご連絡ください。


しのばず自然観察会より 2007-4  2007.05.13

5月の活動 上野公園下見調査  雨天実施

集 合 5月20日(日)午前10時 JR上野駅公園口前
持ち物 筆記用具、双眼鏡、弁当、飲み物、雨具、敷物

6月環境週間行事として恒例の「上野公園自然と歴史的環境めぐり」の下見調査です。2月が暖かく3月〜4月の不順な天候続きの今年、上野公園のカントウタンポポやオドリコソウ、植樹されているユリノキなどの花期はどうなったでしょうか。暖冬のもと、年越しで営巣・子育てをしたカイツブリもありましたが、鳥たちの繁殖は正常に進んでいるでしょうか。

6月の公開観察会の下見は、私たちの定点観測として自然の変化をはかる機会です。同時に、私たちの力量をアップさせる場でもあります。昨年の観察会ではじめて観察リーダーをした方は、そのときの宿題を解決する機会としましょう。会に入りたての会員は、観察会の準備など、裏方を覗く機会になります。


6月の活動 上野公園自然と歴史的環境めぐり 雨天実施

集 合 6月3日(日)9時(会員)JR上野駅公園口前(緑の旗が目印し)
(公開観察会です。一般参加者の集合は9時30分)です。
持ち物 筆記用具、双眼鏡、弁当、飲み物、雨具、敷物
参加費 300円

6月環境週間行事として恒例の「上野公園自然と歴史的環境めぐり」です。一般参加の人たちを案内します。当日は、班分けをする予定です。5月の活動に参加できないが6月に参加するという会員は、早めに小川まで電話連絡をしてください。なお当日は、準備のために会員は早めに集合してください。

しのばず自然観察会 今後の予定
・7月16日(月・海の日)三番瀬干潟の大観察会(三番瀬を守る署名ネットワーク主催)に参加 船橋海浜公園にて9時30分〜16時30分、観察、海の遊び、清掃など予定
・7月29日(日)に圏央道反対裏高尾集会予定
その他、活動希望をお寄せください。


4月の活動 谷中霊園と周辺 から

地下鉄千駄木駅の上にある須藤公園に集合、狭いながらも本郷台地の縁に当たる崖地につくられた回遊式の庭園が都心のビルのかげにあることで、江戸時代の遺産の重要性をまず確認。その中央に、ひと群れのニリンソウが満開でした。一昨年訪問した赤塚公園のニリンソウとは比べ物にならない小さな小さな群落ですが、ここも武蔵野台地の端の生育地、かつては連続して分布塩手板だろうと思いをはせました。続いて千駄木の森へ。こちらも本郷台地の縁にある崖ですが、こちらは個人の庭を開放した市民緑地(鉄道環状線内では唯一)で、地域のボランティアが維持管理に当たっています。しのばず自然観察会の小川や藤森、谷根千工房のメンバーもその仲間です。この日は鷲尾さん、郷野さんがお掃除中。せっかくだからと近所の根津神社へ。早々とツツジの開花と屋台の群れを横目に台東区側へ移動。途中、しっぽまであんこが入った根津の鯛焼きを購入。目当ての谷中霊園のニリンソウ生育地へ。

2箇所に分かれたこちらのニリンソウは、まだ開花がひとつふたつというところ。来年の崖回収に備えて、生育地の確認をしました。帰りは霊園内のミツバチの巣やシロバナタンポポを見て回りました。

4月3日の東京都自然保護関係団体代表者会議から

4月3日(火)18時半〜20時半に、都庁第二本庁舎で東京都自然保護団体代表者会議が行われました。東京都が自然環境保全審議会の都民代表枠から自然保護団体推薦者を排除するという問題で緊急に集会がもたれ、各地から数十人が集まり、環境局自然環境部長および3名の課長との面談が行われました。

都側は、都民代表7名をすべて公募とした理由を、「公募により、より広い範囲の都民の意見を聞ける」という抽象的な建前を繰り返すばかりで、自然保護団体からの都民代表推薦を求めないとの立場に固執しました。これに関しては、前々回の都民代表選出のための自然保護団体代表者会議において、都民代表の選出法を変える場合は自然保護団体と協議して進めると都の担当者が約束したにもかかわらず、そんなことはなかったと言い張りました。意見の違いならともかく、事実を捏造することはあってはならないことです。しかも、2001年以来、都は自然保護団体と問題を生じるたびに「今後話し合う」と約束しながら、あとで約束はないと繰り返す事態が続いてきました。

自然保護団体は、都民代表の選出法を元に戻すことを要求しましたが、内容的には決裂です。ただ、都も自然保護団体も、今後とも現都民代表4人を窓口に話し合いを持つことを確認しました。今回は都の職員が議事の記録を取り、あと自然保護団体の確認をとることになっています。これで事実の捏造が止めばよいのですが。


しのばず自然観察会より 2007-3  2007.03.31

4月の活動 谷中霊園と周辺   雨天実施

集 合 4月8日(日)午前10時30分 文京区立須藤公園入り口(地下鉄千代田線の千駄木駅西日暮里寄り改札口より1分。8日は知事選挙のため、集合が遅くなります。) 



持ち物 筆記用具、双眼鏡、弁当、飲み物、雨具、敷物
参加費 200円

谷中霊園は都内で最も古い公共墓地で、2箇所の斜面にニリンソウが残るほか、スミレ類、ゴマダラチョウ、ツマキチョウなども見られます。霊園全体の長期的公園化計画とともに、斜面の崩壊防止工事も予定されるので、ニリンソウの現状や霊園内の生き物を確認する必要があります。谷中地区まちづくり協議会の環境部会では、管理者の東京都と霊園のあり方を協議中ですが、自然環境に関しては、しのばず自然観察会による観察調査が期待されています。あわせて、向かい合う本郷台地崖地のニリンソウや市民緑地も見ますので、集合を地下鉄千駄木駅上の須藤公園にし、千駄木ふれあいの杜に寄ってから、谷中霊園に向かいます。


2月の活動から

2月の活動は2月4日(日)に33名の参加で、昨年2月のお堀めぐりの続行をしました。昨シーズン、二重橋から左手へ時計回りでお堀を半周しましたが、今回は反対回りで半周し、皇居東御苑(旧江戸城天守跡と梅林)に寄りました。今年はアイサ類、オシドリなどの目玉になる鳥に出会うことが出来ず、少々気が抜けてしまいましたが、東御苑の「雑木林」でヤマガラをゆっくり見ることができ、得をした気分になりました。

帰りに有志で、「お茶にしましょう」と地下街へもぐりましたが、休日の都心はどこも閉店、少々くたびれました。


3月の活動から

3月の活動は3月12日(日)に秋が瀬公園を予定していましたが、雨天のため中止となりました。それでも「昼から晴れる」という天気予報を信じて集合の午前10時にJR武蔵野線西浦和駅改札口に4名が集まったので、有志で出かけました。

途中の道路沿いには、カントウタンポポらしい蕾が見られましたが、激しい風雨のなかで、外来種との雑種かどうかの確認はしませんでした。秋が瀬公園に入ると、ダイサギが目の前の水辺で飛びました。雨が小止みになり、やがて北の空の雲が開いてきて雨上がりです。 

樹林に入ると、地上、樹上と、そこかしこで小鳥類が動いていました。シメをゆっくり見て、アオジ、ウグイスを確認、静かな公園をめぐりました。しばらく行って林が開けるあたりから、望遠鏡やカメラを持った人とすれ違うようになりました。こんなお天気の日に来るのは私たちだけかと思ったけれど、同じような人がけっこういるものですねえ。

日差しが出た草原で、アカハラやツグミが餌を探し、樹林下ではシロハラが歩いていました。突然音(声)がして、真っ赤な腹をしたアカゲラが飛んできて存在を示しました。

午後は晴れ渡ったのですが風が強く、林内の鳥はほとんど確認できず、リターンマッチ(今風にはリベンジ)が待たれます。


ここまで来た 東京都、自然保護審議会都民代表を一方的に決定

東京都はこのほど、自然保護審議会委員改選にあたって、一方的に自然保護団体推薦委員をゼロにして、都民代表全員を都の意向に沿った人選方法で決定しました。30年余前、条例制定時に都民と行政が夜中まで議論してつくってきた制度は、「唯一、機能する審議会」と言われ、上意下達都政の目の仇でした。都は4年前、7人の都民代表の内3名を公募と称して都の意向に沿った闇の人選にし、今回、開発のネックになる仕組みを完全に抹殺しました。 

詳細は、このHPの自然保護情報のページ参照。


5月以降の予定

・5月20日(日)上野公園下見調査。
・6月3日(日)上野公園自然と歴史的環境めぐり(公開観察会)の予定です。
・その他、活動希望をお寄せください。


しのばず自然観察会より 2007-2  2007.02.04

3月の活動 秋が瀬公園   雨天中止

集 合 3月11日(日)午前10時 JR武蔵野線西浦和駅改札口
持ち物 筆記用具、双眼鏡、弁当、飲み物、雨具、敷物 、あれば望遠鏡
参加費 200円

秋が瀬公園は浦和のはずれ、荒川沿いにある広い総合公園で、サクラソウの自生地に隣接しています。池や樹林に野鳥が飛来し、特に3月のヒレンジャクは見ものです。このあたりはかつて、田島が原(「たじまっぱら」と発音することもありました)と呼ばれ、蝶のオオムラサキの生息地として有名でした。西浦和駅より徒歩15分くらい、また公園は広いので、3kmほど歩きます。

交 通 日暮里・西日暮里→(JR京浜東北線)南浦和→(JR武蔵野線)西浦和約30分
     北千住→(千代田線)日暮里・西日暮里→同上 約45分
     松戸→(常磐線)北松戸→(JR武蔵野線)西浦和 約45分
     西国分寺→(JR武蔵野線)西浦和 約25分
     根津→(千代田線)西日暮里→南浦和→西浦和 約40分
     池袋→(東武東上線)朝霞台→(JR武蔵野線)西浦和 約30分
     板橋→(JR埼京線)武蔵浦和→(JR武蔵野線)西浦和 約25分

     西浦和駅より徒歩15分、帰りはバスで浦和または志木へ。


3月以降の予定

・谷中霊園補修工事の前に、霊園のニリンソウなどの保護のため観察会を予定します。
・5月は下旬に上野公園観察調査、6月は上旬に上野公園観察会の予定です。
・その他、活動希望をお寄せください。


 1月の活動 上野公園・不忍池野外観察会(1月7日)から

1月の活動は、7日に新春恒例の上野公園・不忍池野外観察会を47名の参加で実施しました。昨日の雨があがって、東京は穏やかな日和となりました。例によって擂鉢山古墳上で開会のミーティングののち、上野の山を半周しました。昨秋取り替えられたボードワンの胸像を確認、それまでの弟の顔と比較したり、旧水路を確認、またカラスザンショウの樹上にいるメジロの群れとワカケホンセイインコをゆっくりと観察しました。

不忍池では採水をしながらのんびり散策、昼食の藤棚に遅めの到着でした。ここでコスズガモとコガ
モを見つけ、またダイサギ、コサギ、ゴイサギ、オオバンを望遠鏡でのぞき、美しさに感激しました。2週間前にコスズガモは動物園池にいましたが、年明けに行方不明となっていました。肉眼でゆっくり観察できるこの日のようすは、昨年までのヨシガモとそっくりです。いあわせたカメラマンの話しでは、コスズガモがもう1羽いるとのことですが、2羽目は確認できませんでした。ほかに目の前で、ネコがオナガガモを捕まえ、野生の世界をチラッとのぞかせてくれました。


しのばず自然観察会より 2007-1  2007.01.07

2007年 2月の活動 お堀めぐりと東御苑  雨天中止

昨年2月のお堀めぐりの続行です。昨シーズン、二重橋から左手へ時計回りでお堀を半周しましたが、今回は反対回りで半周し、皇居東御苑(旧江戸城天守跡と梅林)に寄る計画です。

集 合 2月4日(日)午前10時地下鉄千代田線二重橋駅6番出口)地上(都営三田線大手町駅から地下道がつながっています)
持ち物 筆記用具、双眼鏡、弁当、飲み物、雨具、敷物 、あれば望遠鏡 参加費 200円


12月の活動 不忍池水鳥個体数調査(12月24日)から

12月の活動は、24日に恒例の不忍池水鳥個体数調査を12名の参加で実施しました(初心者用練習は10日に実施)。連日の寒さから少し解放された陽気で、まずはひと安心。鳥の数が減少してひところに比べるとカウントがすっかり楽になりました。

8時45分に弁天堂横藤棚に集合し、種類と担当池を分担し、動物園が開く9時30分に一斉に調査を開始しました。
オナガガモ   867羽(♂402、♀465)       カワウ       141
カルガモ      4                         ダイサギ        2
マガモ       5 (♂2、♀3)              コサギ         4
ヒドリガモ     6 (♂3、♀3)             アオサギ        1
ハシビロガモ   36 (♂29、♀7)        ゴイサギ       9
ホシハジロ    72 (♂62、♀10)      バン           8
キンクロハジロ  718 (♂559、♀159)    オオバン       3
コガモ      3 (♂2、♀1)         ハクセキレイ      3
コスズガモ    1 (♂1、♀0)        セグロカモメ      1
                                  オオセグロカモメ    4
カモ類合計   1712羽               ウミネコ            8
                                 ユリカモメ        990

*このほか、上野台地上の上野五重塔の水辺(上野動物園内)で、オナガガモ287羽(♂145、♀142)、カルガモ11羽を数えました。*年明けに、コスズガモが見えなくなっています。


今季の不忍池
今季は、しばらく連続で飛来していたヨシガモの姿を確認できません。
一方、コガモの雄が久々に見られます。蓮池の藤棚前または蓮池西側・ボート池に近い園路沿いです。
また、年末24日のカウントの折り、昨年1月に飛来したコスズガモ(雄)が、同じ場所(動物園池東岸ハスの群落縁)に見られました(上の写真奥)。しかし、1月3日には見つかりませんでした。


しのばず自然観察会創立35周年にむけて

昨年秋、しのばず自然観察会31周年記念の会を、30周年をかねて行いましたが、2010年にしのばず自然観察会は創立35周年を迎えます。これを目標に、会として取り組む共通の仕事を考えたいと思います。月例活動ですこしずつ話しをしていますが、なにかよいテーマがあれば、提案してください。

例:上野公園の自然写真ガイドパンフレットづくり



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