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しのばず自然観察会ニュースレター2008年分

しのばず自然観察会より  2008-8  2008.12.21(訂正版)

2009年 1月の活動 新s春恒例 不忍池野外観察会 雨天実施

集 合 1月11日(日)午前9時30分 JR上野駅公園口改札口前
参加費 300円
持ち物 筆記用具、双眼鏡、弁当、飲み物、雨具、敷物。

1月11日は上野公園・不忍池の野外観察会です。しのばず自然観察会主催の新年行事も34回目(準備会も入れると35回目)を迎えます。例によって、不忍池につながる旧水路跡を巡りながら上野の山から不忍池に下ります。池ではいつものように、冬鳥のカモ類やカモメ類、留鳥のカワウやサギ類、カイツブリなどの観察や、簡易水質測定も行います。

2007年12月の東京都によるカモへの餌やり禁止キャペーンにより、2006年の半数に減少したカモ類ですが、今シーズンはどうでしょうか。個体数が少ない分、ゆっくりのんびり観察をしましょう。

*観察会終了後、谷中の小川作業所にて、通信の発送作業を行います。3月以降の活動予定の詳細についても検討したいと思います。(小川潔)


しのばず自然観察会2009年2−3月の予定
2月22日(日) お堀と東御苑
3月上中旬(日)東京湾新浜・行徳野鳥観察舎


しのばず自然観察会より  2008-7  2008.11.09

2008年 12月の活動 その1 不忍池水鳥観察と調査練習 雨天実施

集 合 12月7日(日)午前10時 地下鉄千代田線湯島駅根津寄り改札口
参加費 200円
持ち物 筆記用具、双眼鏡、飲み物、雨具、敷物、あればカメラなど。

12月7日は不忍池の水鳥調査の練習です。数え方の練習とともに、主要なカモの見分け方、行動や居場所の確認など、じっくり観察もしましょう。カウント調査初心者はぜひ参加してください。


2008年 12月の活動 その2 不忍池水鳥個体数調査 雨天実施

集 合 12月21日(日)午前8時45分 不忍池弁天堂横の藤棚 参加費不要
持ち物 筆記用具、双眼鏡、飲み物、雨具、敷物、あればカウンター(計数器)。

12月は高齢の不忍池水鳥調査です。一人一人の調査分担のカモの種類と場所を決め、池全体に散って、一斉に個体数を数えます。上野動物園入園料は会で負担します。65歳以上の方は、割引のため,年齢を証するものをお持ちください。7日の練習には参加しないが、21日は参加するという方は、小川までご連絡ください。

不忍池のカモの個体数は、ここ数年減少の一途を辿っていますが、昨年は東京都の餌やり禁止キャンペーンの影響もあって、一昨年の半分になりました。


2008年 9〜10月の活動記録(既送案内の誤記を訂正、実施日を記録します。) 
11月の活動 都立桜ヶ丘公園(多摩市)11月9日(日)
10月の活動 上野公園 10月19日(日)
9月の活動 おとめ山公園・哲学堂公園 9月14日(日)19名参加。


しのばず自然観察会より 2008-6  2008.10.11

2008年 10月の活動 秋の上野公園 雨天実施

集 合 10月19日(日)午前10時 JR鶯谷駅上野寄り改札口
参加費 200円
持ち物 筆記用具、双眼鏡、飲み物、雨具、敷物、あればカメラ、スケッチブック

10月は秋さがしに、上野公園を北から縦断します。木の実や草の花など、秋を記録しましょう。

しのばず自然観察会創立35周年が2010年に迫りました。この間、意見交換をしてきましたが、記念事業として、上野公園ガイド写真マップをつくることがほぼ合意されてきました。そこで、1年半をかけて、上野公園の自然の写真を撮っていこう、記録を残していこうとおいう活動を月例活動に組み込んでいくことにしました。月例活動以外でも、協力をお願いします。


11月の活動 都立桜ヶ丘公園(多摩市) 雨天中止 

集 合 11月9日(日)9時30分 小田急線永山駅改札口(京王線も乗り入れ)
持ち物 筆記用具、双眼鏡、弁当、飲み物、雨具、敷物、帽子など
参加費 200円

*交通等に着いては、次号で案内の予定です。


** 新刊案内「自然保護教育論」筑波書房 **

小川潔・伊東静一・又井裕子編 2100円(税込み) A5版180ページ

日本における自然保護教育の歴史的展開、自然観察会の再評価(このなかに、しのばず自然観察会の小史も載っています)、千葉の干潟を守る会大浜清氏の軌跡など。観察会の折に手渡しで入手希望の方は、活動日の前日までに電話で小川まで申し込んでください。本体価格の10%引の1800円です。配達の場合、送料を160円加えてしのばず自然観察会へ郵便振替で。


しのばず自然観察会より 2008-5  2008.07.05

2008年 8月の活動 不忍池 蓮見 雨天中止


集 合 8月10日(日)午前8時30分 上野不忍池弁天堂よこ藤棚
持ち物 筆記用具、双眼鏡、飲み物、雨具、敷物、あればカメラ、スケッチブック

8月は不忍池で蓮見をします。私たちのフィールドである上野公園・不忍池をより深く知る機会にしましょう。暑い折です、朝早めの時間からの観察会にしました。お昼頃に終了の予定です。


7月の活動 その2 三番瀬の催しに参加 雨天実施 

集 合 7月21日(月・海の日)9時30分 船橋三番瀬海浜公園砂浜(アカエイの看板前)
持ち物 筆記用具、双眼鏡、弁当、飲み物、雨具、敷物、帽子、タオル
参加費 1家族300円  主催 集会実行委員会・三番瀬を守る署名ネットワーク

*東京湾の干潟・三番瀬で、観察会・コンサート・ごみ拾いなど、自然を守る活動に参加します。
*京成船橋駅の南(徒歩3分)にあるバス停で、始発の船橋海浜公園行きバス 8時:45分発に乗車すると間に合います(9時00分発でも、数分の遅刻で参加できます)。


7月の活動 その3 裏高尾集会と天狗の行進 雨天実施 

集 合 7月27日(日)午前9時半 JR高尾駅北口(緑の旗が目印し) 

裏高尾の梅林にて、集会は12時からです。しのばず自然観察会は午前中に独自のミニ観察会を予定します。駅から、小仏川に沿って樹林の下を歩き、少し涼を味わいます。昨年は、キツネノカミソリのオレンジ色の花が見られました。山の水を入れる水筒・ボトルがあると便利です。

集会は、各地で圏央道建設に反対している住民団体をはじめ、南関東の自然保護・反公害団体等が集い、交流を持ちます。その後、高尾駅先の河原まで国道20号をデモ行進の予定です。

持ち物 筆記用具、双眼鏡、弁当、飲み物、雨具、敷物、帽子(会場では模擬店が出る予定)
参加費 500円(集会参加の場合に参加費を直接受付でお払いください)

*圏央道建設工事はついに高尾山のトンネル掘りにかかり、崩落・地下水噴出を起こしました


しのばず自然観察会より 2008-5  2008.06.01

2008年 7月の活動 浜離宮庭園・芝離宮庭園・芝公園 雨天中止

集 合 7月6日(日)午前9時30分 JR新橋駅有楽町寄り改札口(土橋口)
持ち物 筆記用具、双眼鏡、弁当、飲み物、雨具、敷物

都心の緑地めぐり、7月は浜離宮庭園・芝離宮庭園・芝公園を計画しました。浜離宮庭園・芝離宮庭園は日本庭園で、特に浜離宮庭園には多くの野草が生育し、冬はカモ類も集まります。

新橋⇒浜離宮庭園は徒歩約20分、浜離宮庭園⇒芝離宮庭園は徒歩約15分、芝離宮庭園⇒芝公園は徒歩約20分かかります。芝離宮庭園のあと、余裕がある者で芝公園へ向かいます。

芝には増上寺があり、徳川将軍の霊廟があります。芝公園も上野公園と同様、かつては寺域込みで公園となりましたが、後に寺院の部分が公園から除外されました。上野公園との対比を確かめてみましょう。

*雨天の場合、午後に谷中の小川作業所で、7月以降の行事案内など通信の発送作業をしますので、協力いただける方は午前10時―11時に小川まで電話連絡してください。


7月の活動 その2 三番瀬の催しに参加 雨天実施 次の通信で詳報

集 合 7月21日(月・海の日)9時30分 船橋海浜公園
持ち物 筆記用具、双眼鏡、弁当、飲み物、雨具、敷物
参加費 1家族300円

*東京湾の干潟・三番瀬で、観察会・コンサート・ごみ拾いなど、自然を守る活動に参加します。


7月の活動 その3 裏高尾集会と天狗の行進 雨天実施 次の通信で詳報

集 合 7月27日(日)裏高尾の梅林にて、集会は昼からです。しのばず自然観察会は午前中に独自の観察会を予定します。
持ち物 筆記用具、双眼鏡、弁当、飲み物、雨具、敷物
参加費 500円(集会参加の場合、参加費を直接受付でお払いください)

*圏央道建設工事はついに高尾山のトンネル掘りにかかり、崩落・地下水噴出を起こしました。


地域の催し 屋敷森のおはなし会 の ご案内

文京区の市民緑地第1号の「千駄木ふれあいの杜」は、もとは太田道灌ゆかりの屋敷に附属したお庭の一部で、永年にわたり保全され、東京本郷台地の自然を伝える崖地です。樹木医で千駄木生まれの花酔人こと杉崎光明さんのお話を聞く会を計画しました。

6月8日(日)午後1時〜3時 千駄木の杜(屋敷森)にて

(地下鉄千代田線千駄木駅根津寄り改札口より徒歩10分)
雨天の場合は、森を一回りして、千駄木二丁目会館へ移動します。
長袖、長ズボン、虫よけで身支度を。
参加費 無料

主催:千駄木の森を考える会 

問い合わせ 電話03-3822-7423 谷根千工房(やまさき)


しのばず自然観察会創立35周年に向けて

 しのばず自然観察会は1975年の発足から、今年で33年になりました。2010年の創立35周年に向けて、会の力を結集する目標を持ちたいものです。これまで、上野の自然の写真パンフレットはどうだろうかという話しが出ていますが、まだ結論に至りません。多摩川の自然を守る会では多摩川の写真を集めてデジタル化する仕事に取り組んでいます。蒲生を守る会では、30年にわたる鳥類生息調査をまとめました。会員の皆さんの知恵をお寄せください。


しのばず自然観察会より 2008-4  2008.04.06

2008年 5月の活動 上野公園下見調査  雨天実施

集 合 5月18日(日)午前10時 JR上野駅公園口前
持ち物 筆記用具、双眼鏡、弁当、飲み物、雨具、敷物

6月環境週間行事として恒例の「上野公園自然と歴史的環境めぐり」の下見調査です。春が早まっている数年来の陽気ですが、上野公園のカントウタンポポやオドリコソウ、植樹されているユリノキなどの花期はどうなったでしょうか。ヒナの顔を見る機会が減ってきたバンやカイツブリなど、水鳥たちの繁殖は正常に進んでいるでしょうか。
6月の公開観察会の下見は、私たちの定点観測として自然の変化をはかる機会です。同時に、私たちの力量をアップさせる場でもあります。昨年、一昨年の観察会ではじめて観察リーダーをした方は、そのときの宿題を解決する機会としましょう。会に入りたての会員は、観察会の準備など、裏方を覗く機会になります。

*観察会終了後、谷中の小川作業所で、6月の配布資料等の運搬分担をしますので,ご協力ください。


6月の活動 上野公園自然と歴史的環境めぐり 雨天実施

集 合 6月1日(日)9時(会員)JR上野駅公園口前(緑の旗が目印し)
(公開観察会です。一般参加者の集合は9時30分)です。
持ち物 筆記用具、双眼鏡、弁当、飲み物、雨具、敷物
参加費 300円

6月環境週間行事として恒例の「上野公園自然と歴史的環境めぐり」です。一般参加の人たちを案内します。当日は、参加者が多ければ班分けをすることになります。5月の活動に参加できないが6月に参加するという会員は、早めに小川まで電話連絡をしてください。なお当日は、準備のために会員は早めに集合してください。

*観察会終了後、谷中で通信の発送作業をしますので,ご協力ください。


7月以降の計画は未定です。5月の活動にプランを持ち寄ってください。


2008年 環境週間記念公開観察会
上野公園・不忍池 自然と歴史的環境めぐり の ご案内

東京の都心にぽっかり浮かぶ島のような緑地、上野公園。ここには自然の生き物や、歴史・文化遺産、快い空間が残っていて、私たちに安らぎや感動を与えてくれます。

恒例の環境週間記念公開観察会を今年も企画しました。初夏の一日、都市の自然と歴史を探しに、上野公園ウォッチングをいっしょに楽しみませんか。

 と き:6月1日(日) 雨天実施
集 合:午前9時30分、JR上野駅公園口前(緑の旗が目印し)
     (会員の集合は9時で、受け付け準備をします)
持ち物:筆記用具、弁当、飲み物、敷物、雨具、あれば双眼鏡など
参加費:300円
解 散:午後3時ころ

問い合わせは、しのばず自然観察会の小川(電話:03−3828−8775)まで。

いつものように摺鉢山古墳から出発して、両大師境内(寛永寺本坊表門の上野戦争の弾丸跡)、博物館周回道路、旧水路跡、公園・寺地や路傍の野草・雑草類、崖のタブの木、不忍池の水鳥の子育てなどが見どころです。途中、お昼(12時)に時の鐘(環境省の21世紀に残したい音風景100選のひとつ)をつくのを見ながら聞きながら、お弁当の予定です。参加者には観察会が一昨年つくった「上野公園ガイドマップ」を配布します。

会創立30周年記念出版「新版上野のお山を読む―上野の杜事典」(谷根千工房刊)があると便利です。


しのばず自然観察会より 2008-4  2008.03.23

2008年 4月の活動 谷中霊園のお花見  雨天中止

昨年に引き続いて、谷中霊園のニリンソウやスミレ類を見に行きます。もちろん、桜の花見もできますが、ソメイヨシノは3月22日現在、ちらほら咲き出していますので,4月には花吹雪でしょうか。最近は谷中霊園も花見の名所になって込みあいますので、人込みを避けて楽しみます。

昨年夏に霊園東斜面の一部の土砂崩れ防止のためのよう壁工事をしました。ここがちょうどニリンソウの生育地にかぶるので、ここを壊さずに工事資材等の搬入や人の立ち入りをはたすために、ニリンソウ生育地の上に桟橋を掛けて施工しました。この影響はどうだったのか、検証しましょう。また、あらたにできた斜面にニリンソウの導入が可能かどうか、考えてみましょう。
なお、霊園にはもう1か所、ニリンソウの生育地があり、そこもいずれ土砂止め工事が必要となると考えられています。谷中のニリンソウをどのように保全していけばよいのか、今後検討が求められています。

集 合 4月6日(日)午前10時 谷中霊園日暮里駅北口前入り口(JR日暮里駅北口改札を出て、左手、西口=谷中口から外へ出て、左手の公衆電話横石段上)
持ち物 筆記用具、双眼鏡、弁当、飲み物、雨具、敷物。(長屋の花見をしますので、少し
長い昼休みをとりたいと思います、差し入れ歓迎、玉子焼き?蒲鉾?)
参加費 200円

*観察会終了後、谷中で通信の発送作業をしますので,ご協力ください。雨天の場合は、午後から通信の発送作業をしますので、可能な方は朝10時までに小川まで電話連絡を。


しのばず自然観察会 今後の予定
5月18日(日)上野公園観察会下見調査 雨天実施
6月01日(日)環境週間 上野公園自然と歴史的環境めぐり(公開観察会) 雨天実施


3月の活動 秋が瀬公園の観察会より

すっかり春めいた3月9日、10時に西浦和駅に23名が集いました。ちょうど1年前、土砂降りの雨と強風のなか、4人で歩いたのがうそのようです。20分ほど歩いて、荒川べりのサクサソウ公園に着きました。残念ながらサクラソウには少し早く、がっかり。

ポカポカ陽気で、鳥の数より探勝者の数のほうが多いみたいで、しばらくはあまり鳥が見つからなかったのですが、ふと気付くと向こうのこずえにシメがとまりました。肉眼ではかろうじて鳥がいるのがわかる程度でしたが、双眼鏡や望遠鏡で見ると、背中をこちらに向け、時々振り返るポーズで、かれこれ10分くらい姿を見せてくれました。  

地上ではツグミやムクドリが餌を求め、足元のヤブにはアオジが見え隠れ、また別のシメが目の前のこずえに現れ、「あ、シメがこちらを見ている!」などという言葉も飛び交いました。水を抜いた水田にはタゲリ、小さな池にはカルガモ、マガモ、ハシビロガモ。午後3時前までに、数えてみると20種類以上の鳥に出合ったことになりました。

参加者からは、「秋が瀬公園は広くてよいところだ」との声がこの日は頻繁に聞かれました。

*他に見た鳥(の一部):シジュウカラ、ハシブトガラス、スズメ、ドバト、キジバト、カワラヒワ、カシラダカ、コゲラ、ヒヨドリ、ハクセキレイ、モズ、ヒバリ、オオタカ
*開花中の野草:シロバナタンポポ、カントウタンポポ、ホトケノザ、ナヅナ。



いただきました! 多摩川の自然を守る会より 研究報告書

多摩川の自然を守る会(代表:柴田隆行さん)より、見続けてきた多摩川35年の歴史を、写真のデータベースで残す事業の報告書の寄贈を受けました。本報告書では、柴田さんが撮ったスライド写真のデジタル化と2000年以降のデジタル写真合計約15000点を整理し、その一部を冊子にまとめました。川という変化する自然を記録した定点撮影や、今はない風景も沢山出てきます。同会ではこのあと、報告書の感想や,新たな写真を載せた最終報告書を作成する予定です。デジタルカメラ時代以前の多摩川の記録写真、スナップ写真がある方の協力を求めています。

多摩川の自然を守る会2007年12月20日発行
住民の目で見つづけた多摩川の35年 蓄積した写真資料等による多摩川の自然環境の変遷を解明する研究 試行版  A4版161ページ
連絡先: 八王子市片倉1200-31 柴田隆行 E-mail;tamast@cocoa.plala.or.jp


「ラムサール条約登録促進と漁業」シンポジウム

4月27日(日)10時−17時 和洋女子大学(市川市国府台1-1)
講演:飯島博(NPO:アサザプロジェクト理事長)、大野一敏(船橋市漁業組合長)ほか
主催:三番瀬を守る署名ネットワーク 連絡先電話・FAX 042-372-5559 立花一晃


しのばず自然観察会より 2008-2  2008.03.01

2008年3月の活動 秋が瀬公園  雨天の場合は中止

昨年3月に雨で中止となった秋が瀬公園を再度企画しました。広い森で、冬鳥や春の移動中の鳥を観察しましょう。レンジャク類が見られるとよいのですが。

集 合 3月9日(日)午前10時武蔵野線西浦和駅改札口
交 通 日暮里・西日暮里→(JR京浜東北線)南浦和→(JR武蔵野線)西浦和 計約30分
     北千住→(千代田線)日暮里・西日暮里→同上 計約45分
     松戸→(常磐線)北松戸→(JR武蔵野線)西浦和 約45分
     西国分寺→(JR武蔵野線)西浦和 約25分
     根津→(千代田線)西日暮里→南浦和→西浦和 計約40分
     池袋→(東武東上線)朝霞台→(JR武蔵野線)西浦和 計約30分
     板橋→(JR埼京線)武蔵浦和→(JR武蔵野線)西浦和 計約25分

西浦和駅より徒歩20分、帰りはバスで浦和または志木へ。

持ち物 筆記用具、双眼鏡、弁当、飲み物、雨具、敷物 、あれば望遠鏡
(観察コース途中は、売店がありません)
参加費 200円 ほかにバス代

*歩行距離がやや長くなります。

秋が瀬公園は浦和のはずれ、荒川沿いにある広い総合公園で、サクラソウの自生地に隣接しています。池や樹林に野鳥が飛来し、特に3月のヒレンジャクは見ものです。このあたりはかつて、田島が原(「たじまっぱら」と発音することもありました)と呼ばれ、蝶のオオムラサキの生息地として有名でした。西浦和駅より徒歩20分くらい、また公園は広いので、3kmほど歩きます。帰りのバス停まで、さらに1kmほどあります。


しのばず自然観察会 4月の活動は6日(日)を予定しています。


1月の活動 上野公園・不忍池野外観察会より

新春恒例の上野めぐりは、例年のように水と水鳥をテーマとして37名が参加、上野の森の水路遺跡をたどり、不忍池でカモ類などを観察し、CODの簡易測定を行いました。芸大と動物園の境にある水路跡の真上では、昨年に続いてワカケホンセイインコが鮮やかな黄緑色の姿を見せていました。

今シーズンは目に見えて数を減らしたカモが、餌をねだりに寄ってきました。ウミネコが岸の土の上で寝ていました。とてもゆったりした風情でした。池の水質は20年前とは見違えるくらいにきれいになりました。とは言うものの、7−11PPMと、公称では魚がやっと住める程度、それでも池にはコイやブルーギルが生きています。弁天堂の周辺が心持ち高めの数値だったのは、人々が餌を撒くからでしょうか。


2月の活動 明治神宮内苑の観察より

前夜のみぞれがまだうっすらと雪を残す朝は、静けさを感じさせます。表参道、北参道とたどってメジロなどを見たあと、北の池へ。まずは目当てのオシドリが20羽ほど、他にマガモが数番。広い草原のはずれの土の上にイカルが1羽。振り返ると後ろにも1羽。

「この広い空間にオオタカが飛んだらゆっくり見られるのにねえ」と言っていたら、目の前にオオタカが現れて、上空に上っていってカラスと追いかけっこ。この日はつごう3回オオタカを見ました。

昼から隣の代々木公園を歩き、ジョウビタキ、アオサギなどを見ました。原宿側の出入り口に着くと、人込みと若い男女のパフォーマンスの輪が続き、朝とは別世界となっていました。




紹介:千葉県立中央博物館シンポジウム

「砂浜の野鳥たちTー九十九里の景観とともにー」

日 時  2008年3月29日(土) 10:30−15:00(受付:10:20先着200名)対象:一般(中学生以上)
場 所  千葉県立中央博物館講堂

九十九里平野の海岸や水田地帯には、多くの野鳥が生息している。海水浴でおなじみの砂浜海岸には、シギ・チドリの仲間やカモメの仲間が生活している。海上では、ミズナギドリやアホウドリの仲間がみられる。私たちは、約15年前から、九十九里海岸で野鳥たちの生活を観察してきた。彼らが生活する環境を九十九里の景観を探りながら、紹介する。

ホームページ  http://www.chiba-muse.or.jp/NATURAL/index.htm

問い合わせ先:千葉県立中央博物館環境教育研究科 桑原和之  電話 043-265-3167(科直通)

〒260-8682 千葉市中央区青葉町 955-2 (JR千葉駅東口の7番乗り場から京成バス「大学病院」「大学病院・南矢作」行きに乗り約15分,「中央博物館」で下車し,徒歩7分です)


しのばず自然観察会より 2008-1  2008.01.13

2008年 2月の活動 明治神宮内苑  雨天中止

2月の活動は明治神宮内苑を予定しました。オシドリが見られることを期待していきましょう。前回観察会で行ったときは、カワセミが見られました。また、オオタカが飛び出すかもしれません。

明治神宮は明治天皇を神様として祀り、神様の降臨する杜(もり)として内苑が大正年間に造られました。全国からの献木などが植えられましたが、100年先に自然の森になるようにと、本多静六博士(東大林学の教授)が設計して、常緑広葉樹を計画的に育成し、80年で自然らしい森ができています。
 
集 合 2月10日(日)午前10時明治神宮大鳥居前(神宮橋脇、南参道入口)
(JR山手線原宿駅・地下鉄千代田線明治神宮駅より徒歩5分)
持ち物 筆記用具、双眼鏡、弁当、飲み物、雨具、敷物 、あれば望遠鏡
参加費 200円

*午後、時間があれば代々木公園にまわる予定です。


東京のカモ(カモシンポジウム2005-06)の報告書あります

日本野鳥の会東京支部が主催して行った同シンポの報告書を入手希望の方は、しのばず自然観察会の活動日に手渡ししますので,小川まで連絡してください。不忍池のデータを小川が執筆しました。東京各地のカモ類のデータが載っています。1冊1000円です。


しのばず自然観察会 今後の予定
3月9日(日)秋が瀬公園(浦和) 雨天中止。昨年、雨天中止のリターンマッチです。


12月の活動 不忍池水鳥個体数調査(12月23日)から

12月の活動は、23日に恒例の不忍池水鳥個体数調査を8名の参加で実施しました(初心者用練習は16日に実施)。夜来の雨がやや小降りとなった朝、餌やりの人がいないのでカモたちは枯れハスの間でお休み。自然状態の姿が観察できました。

昨年までの減少傾向が更に加速、カモの個体数はとうとう1000羽を切って、昨年の半分以下となりました。8時45分に弁天堂横藤棚に集合し、種類と担当池を分担し、動物園が開く9時30分(蓮池の一部は9時20分より)に一斉に調査を開始しました。
    オナガガモ   346羽(♂130、♀216)       カワウ       68
    カルガモ      3                         ダイサギ        1
    マガモ       2 (♂1、♀1)              コサギ          3
    ハシビロガモ    7 (♂7)                  アオサギ         3
    ホシハジロ    43 (♂33、♀10)         ゴイサギ       10
    キンクロハジロ  445 (♂337、♀108)     カイツブリ       1
   (カモ類合計   846羽)     

    セグロカモメ     7                                  オオセグロカモメ   15
  ウミネコ       5                                ユリカモメ      181
    バン         7                      オオバン       8     
    カワセミ       3                                 ハクセキレイ     4

雨天のため、給餌の人がいないので、カモたちは岸辺に寄らず、枯れハスの間で動かない状態でした。それで、数えやすい反面、見難く鳥を確認するのに時間と根気がかかりました。数値は過少評価(アンダーエスティメイト)の可能性があります。この数まで確かめましたということで、実際はこの数値より多少多いと思われます。

*このほか、上野台地上の上野五重塔の水辺(上野動物園内)で、オナガガモ236羽(♂119、♀117)、カルガモ16羽、コサギ2羽、ハクセキレイ1羽を数えました。



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