しのばず自然観察会より 2012-2 2012.02.26
2012年 3月の活動 裏高尾・自然観察ハイキング
3年連続で裏高尾の春を探しに行きます。暖かければ、山ろくはヒメニラ、イチリンソウ、ニリンソウなど、春の花が迎えてくれるでしょう。午後は相対的に健脚と思う人で、日影沢の途中から、数年前に下りそこねた山道を逆に登り、高尾山を目指します。午前のコースでは、圏央道橋脚の下を通り、自然破壊の様子を確認します。
集 合 3月25日(日)午前9時15分(雨天中止)JR高尾駅北口(緑の旗が目印)
一次解散 昼食後、12時ころ日影沢キャンプ場
午後コース 日影沢上流へ→やや急な山道→一丁平→高尾山→ケーブルカーで下山→京王線高尾山口駅で解散 午後6時ころ。
持ち物 筆記用具、双眼鏡、弁当、飲み物、雨具、敷物、足ごしらえ・防寒は十分に。
参加費 200円
参考:JR中央線(特別快速)御茶ノ水8:15⇒新宿8:26⇒国分寺8:46⇒高尾9:11 京王線(準特急)新宿8:10⇒高尾9:03
2012年 活動予告
4月15日(日)神代植物公園 詳細は次号の通信にて。
5月は、6月の公開観察会下見(上野公園)
6月は、環境週間記念 上野公園自然と歴史的環境めぐり
2012年 1月の上野公園・不忍池野外観察会 より
年始恒例の上野公園・不忍池野外観察会は1月8日(日)に14名の参加で行われました。少人数だったので、和気あいあいのペースで歩きました。噴水周辺の改修工事で、ボードワン像に寄れず後姿を遠目に見て、旧奏楽堂から水路跡へ。上に茂るカラスザンショウにはメジロの群れとワカケホンセイインコが1羽。東照宮石段で、クスの葉は、枯れているほうが生より香りが強い、同じ仲間のタブと比べて葉脈がはっきりしているなどを体験。オドリコソウの群生は小さくなったなどの感想も。
不忍池では、カモ類の減少を確認。水かきがある足が水をかいていく様子をゆっくり見ました。葦原にはアオサギとゴイサギ。あとでコサギも。ミコアイサがきているという情報もありましたが、確認できませんでした。(後日、確認しました。上の写真参照)
いつもの7箇所で水をとって、パックテストによるCODの簡易測定をしました。ボート池の数値がここ数年になく高くびっくり。弁天道後ろの橋の両側も。12月に雨がほとんどなかったせいでしょうか?
COD(mg/L)測定値:蓮池弁天堂前6、動物園池弁天堂前7、ボート池南西端堰40、ボート池ボート場横10、動物園池弁天堂後13、蓮池弁天堂後30、水路地下水4
お知らせ
しのばず自然観察会代表幹事の小川潔は、3月末日をもって東京学芸大学の専任教員を定年退職することになりました。最終講義「自然とのつきあい―昆虫少年からタンポポおじさんへ―」が3月10日(土)午後4時―5時に小金井キャンパス自然科学研究棟1号館3F理科教育第2実験室で予定されています。詳しくは、しのばず自然観察会ホームページの自然保護のページを参照するか、小川までお問い合わせください。
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