しのばず自然観察会より 2013-04 2013.04.
212013年5月の活動 上野公園下見調査(雨天実施)
と き:5月12日(日) 小雨実施
集 合:午前9時30分 JR上野駅公園口前
持ち物 筆記用具、双眼鏡、弁当、飲み物、雨具、敷物
参加費 不要
5月の観察会は、6月公開観察会(上野公園の自然と歴史的環境めぐり)のための下見調査です。改修工事が終わった旧寛永寺本坊表門(両大師境内)も確認しましょう。
下見調査は、単に行事のコース確認だけでなく、上野公園の現状を確認するとともに、皆の持っている知識・情報・観察成果や観察態度を交流・共有し、各人の観察眼を磨く機会です。6月に参加できない会員も、積極的に参加・協力を。
終了後、谷中の作業所にて、打ち合わせ、通信発送、6月の準備を行います。なお、会合に加藤(千)会員が不忍池の水鳥の下絵を持って参加の予定です。
しのばず自然観察会 今後の予定
6月2日(日)上野公園自然と歴史的環境めぐり(公開観察会・会員は9時集合)
しのばず自然観察会 創立40周年に向けて
懸案の会発足40年記念事業ですが、不忍池水鳥類絵ガイド作成担当の加藤会員が作業を再開しました。もう一つのペンディングになっている植物写真ガイドについては、5月以降に検討したいと思います。古写真については、もう少し検討がいりそうです。今年の後半以降の活動は、上野公園に集中する方向です。 (小川潔)
2013年 3月の活動 秋ヶ瀬公園散策 から
ぽかぽか陽気の17日(日)、17名が参加して、浦和の秋ヶ瀬公園(旧田島が原)を歩きました。観測史上最も早く桜が開花したというここ数日の暖かい陽気が持続し、公園は散策やスポーツを楽しむ人々でにぎわっていました。さくら草公園バス停からすぐの天然記念物サクラソウ保存地では、黄色のノウルシが迎えてくれました。サクラソウの花の時期には少し早いのですが、1輪花が咲いて存在感を示していました。
また、バス停近くと秋ヶ瀬公園の雑木林の中にアマナが群生していました。アマナは学名がチューリップ、かつて上野公園の東京国立博物館構内にも自生していました。
この季節、秋ヶ瀬公園の野鳥の目玉が渡り途中のヒレンジャク、この日も餌となるヤドリギの実があるエノキの大木の周りに、私たちを含めて100人ほどのお客さんが集まり、望遠鏡を覗きこみました。また、雑木林の中では、目の前をアカゲラが飛びました。木の幹をつつく啄木鳥のイメージがあったのですが、この時は翼の裏の緋色が印象的でした。粋な和服の裏地のあでやかさを見たような気分でした。残念ながら、今回は樹上の鳥の写真は撮れませんでした。
花を見られたのは、ノウルシ、サクラソウ、アマナ、シロバナタンポポ、セイヨウタンポポ(雑種)、カントウタンポポ、ヒメオドリコソウ、オイヌノフグリなどでした。確認できた野鳥は、ヒレンジャク、コガモ、カルガモ、ハシビロガモ、アカゲラ、シジュウカラ、シメ、ハシブトガラス、ムクドリ、ヒヨドリ、キジバトでした。
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