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2024年5月15日(水) 第157回忌墓前法要は午後1時より上野公園内の彰義隊墓所墓前にて、日蓮宗東京都北部宗務所・布教師会により執行されました。 なお、2025年の第158回忌墓前法要は、2025年5月15日(木)午後1時より行なわれる予定です。 2024年3月24日(日) 宗教法人解脱会による第57回彰義隊並びに上野戦争犠牲者供養が、上野彰義隊墓所墓前で行なわれ、50名ほどの方が参列されました。コロナ禍による中断がなければ、2024年は60回目になる勘定だったそうです。 2024年3月 旧上野彰義隊墓所の歴史を伝える本「上野彰義隊墓守の伝承」の残部が出版社にて僅少になったため、電子書籍を刊行しました。価格は紙書籍と同じ2000円プラス消費税です。取り扱いネット書店は、、Amazon、楽天kobo(楽天ブックス)、book☆walker、Honto、BookLive、Reader Store、ebook Japanなどです。出版元は紙書籍と同じく地湧社(ぢゆうしゃ)です。 紙書籍はあと1年位で完売の見込みです。必要な方は早めに書店にご注文ください。小川の手元にも残部はほとんどありません。 2023年5月15日 第156回忌墓前法要は終了しました 法要は、午後1時より上野公園内の彰義隊墓前にて、日蓮宗東京都北部宗務所・布教師会により執行されました。なお、次年(2024年)の157回忌法要は5月15日(水)の予定です。 2023年4月 旧上野彰義隊墓所の歴史を伝える本 「上野彰義隊墓守の伝承」に関連して、日本経済新聞よりインタビューをうけ、4月25日の文化欄に記事が掲載されました 2023年2月27日 上野彰義隊と上野公園の話をしました 旧上野彰義隊墓所事務局の小川潔が、上野彰義隊と上野公園の歴史と今について、上野にある文科省国立教育政策研究所社会教育実践研究センターにて、社会教育関係の職員・研究者などでつくる「BuRaLi e 上野」実行委員会主催の自主研修会で話題提供しました。 2022年8月 旧上野彰義隊墓所の歴史を伝える本 「上野彰義隊墓守の伝承」に関連して、毎日新聞よりインタビューをうけ、8月17日の東京地方版ほか近県版に記事が掲載されました 2022年7月 旧上野彰義隊墓所の歴史を伝える本 「上野彰義隊墓守の伝承」を発刊しました 旧上野彰義隊墓所事務局の小川潔が、上野彰義隊と墓所の墓守の歴史を、墓所に残っていた史資料と伝承に基づいて本にしました。2003年まで墓所にあった上野彰義隊資料室の紙上再現も目指しています。タイトルは「上野彰義隊墓守の伝承」です。定価は2000円プラス消費税です。自費出版のため、増刷しても赤字が増えるばかりなので、限定500部発行で1回限りの印刷となる見込みです。 基本は自費出版ですが、上野彰義隊墓所にも近い谷中霊園横にある出版社「地湧社(ぢゆうしゃ)」が発行・販売元を引き受けてくれましたので、書店や、アマゾンのネット通販などで注文していただければ、全国どこでも購入できます。谷中霊園といえば、もともと天王寺と寛永寺の墓地です。上野戦争時、天王寺詰め分隊組頭の彰義隊士小川椙太(興郷)が守っていた所です。ご先祖様の引き合わせがあったのでしょうか。 本の表紙カバー画像はここをクリックすると見られます。 代々の墓守の生きざまを軸としながら、幕末から現代までの時代を切り取り、世相・風俗、それに彰義隊の墓がある上野公園という場所の歴史を記録した側面もあります。 目次: 一 小川ミツの死と墓守の系譜 /二 小川椙太の履歴 /三 上野戦争に至る幕末の時代背景 /四 彰義隊結成 /五 上野戦争 /六 彰義隊の墓をめぐって /七 上野戦争後の彰義隊隊士たちの静岡行き /八 上野彰義隊墓所の建設―興郷・りての時代 /九 志賀・りての時代 /十 りて・ミツの時代 /十一 ミツ・眞平の時代 /十二 ミツの没後―彰・みさ子の時代 /十三 東京都への移管後 /あとがきに代えて―彰義隊の墓守から思うこと(・執筆のきっかけと思い・先人の著述から@南條範夫さんの『遺臣の群れ』A西茂子さんの『慶應三年素描』B加太こうじさんの『彰義隊挽歌』・解けない謎) 上野彰義隊関連年表 /出典および注 史資料紹介:小川椙太召し抱え状 コ川御用人届の内由緒書(部分) コ川御用人届の内由緒書「改」(部分) 浪士募集指示書 木城花野から勝安房宛ての手紙 小川椙太への駿河府中藩からの辞令 大谷内龍五郎から小川・齋藤・百井への手紙(急便) 小川椙太への玉川村農民からの手紙 小川椙太への村上篤郎からの手紙 大谷内龍五郎による天野八郎由緒 小川りて旅行証 上野彰義隊墓所屋外展示物(奮戰之圖・東台大戰爭錦絵・會津白乕隊圖・澁谷行忠氏額文) 彰義隊墓表ノ来由(小川興郷選銅版碑文) 上野彰義隊事蹟(小川眞平編) 小川椙太巡國報告書 出版コード ISBN978-4-88503-834-1 発行日は旧暦の上野戦争当日に当たる7月4日です。 お近くの公立図書館に購入をリクエストして読んでいただくのもありです。 2024年3月、出版元での紙媒体の冊子在庫が少なくなってきたので、在庫切れのおりは電子出版もご利用ください。 「上野彰義隊墓守の伝承」 正誤表 ここをクリックしてご覧ください。 2022年の第155回忌追悼法要は、終了しました 2022年の第155回忌追善供養法要は、5月15日が日曜日のため、お寺さんの都合で13日(金曜日)午後1時より行われました。 なお、上野戦争当日の15日には、昼前後に旧上野彰義隊墓所事務局の小川潔が墓前に控えていましたところ、知り合いの方、先祖が彰義隊に加わったという方にお目にかかりました。また、早稲田大学の学生さんから、ゼミのレポートのためとインタビューをうけました。 2021年の第154回忌追善供養法要も中止となりました 2021年の第154回忌追善供養法要は、5月15:日が土曜日のため、お寺さんの都合で14日に行われる予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため前年に続いて中止となり、お寺さんだけで読経しました。 新型コロナウイルス感染拡大問題が終息していない状況での判断です、主催者の日蓮宗東京北部布教師会からの案内状が届かない関係者で情報を必要とされる場合は、旧上野彰義隊墓所事務局の小川潔までお問い合せください。しのばず自然観察会と同じ連絡先です。連絡されるときは、お名前と連絡先を必ず明らかにしてください。 なお、土日の上野公園最寄り駅と周辺は人出が多いので、来訪には十分の予防措置を取ってください。 2020年5月15日(金)午後1時より行われる予定になっていました上野彰義隊戦死者第153回忌追善法要は、新型コロナウイルス感染防止のため、主催者の日蓮宗東京都北部布教師会の判断で中止となりました。
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上野戦争(1868年:慶応戊辰4年5月15日)の翌日には、東征軍側の遺体は片付けられたが、彰義隊士の遺体は野ざらしにされた。隊士の妻木城花野は、勝海舟にその悲惨さを訴えた。のちに三の輪(南千住)円通寺の住職佛磨からの供養の申請が許可になり、上野山王神社跡(現上野彰義隊墓所)の穴に隊士の遺体が集められ、火葬にされた。遺骨の一部は円通寺に移され墓が建てられた。 遺体を埋めた上野には明治2年、密かに、寛永寺の子院である寒松院と護国院の住職によって墓碑が埋められた。上野戦争生き残り隊士の小川興郷は、1869年に牢から釈放になり、主君である徳川氏を慕って静岡に向かったが、生き残り隊士の面倒を徳川氏がみることになったのを機に東京へ戻り、上野に彰義隊戦死者の墓をつくることに奔走した。 1874年(明治7)、上野戦争生き残り隊士の小川興郷、桃井求造、斎藤駿が連名で墓所建立願いを政府(窓口は東京府)に提出。同時に他の隊士および寛永寺からも同様の願いが出され、3者協議のうえ進めるようにとの許可が出された。寛永寺は寺そのものの復旧に専念し、小川ら3名が墓所建設に取り掛かった。他の2名が東京を離れたので、実質的に小川ひとりで以後経営にあたることになった。小川は旧幕臣はじめ広く募金を呼び掛けたが資金は集まらず、墓所建設に私財を投じた、 1875年(明治8)年、唐銅の塔の形をした墓が完成。しかし借金のかたに、墓はまもなくもっていかれた。窮状を見かねた白山大乗寺の住職・鶏々日瞬の援助により、墓所は1884年(明治17)に再建された。現存する大墓石はこの時のもので、小川と親交が篤かった山岡鉄舟の筆になる。また、その前に置かれた小墓石は、上野戦争直後につくられた寒松院と護国院の住職によるもので、裏に、以下の詩歌が刻まれている。
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上野彰義隊墓所墓守代々の記(仮称)は、出版のため削除しました。 |
上野彰義隊墓所の管理棟と上野彰義隊資料室は2003年に閉鎖となりました。そこで、バーチャル展示室を残そうと準備しています。以下は暫定版です。写真は震災前。 |
以下に、2003年5月に行なわれた上野彰義隊資料室「さよなら展示」の解説パンフレットを掲載し、バ−チャル資料室野一部としたい。 この「さよなら展示」は、「台東区観光ボランティア」および「しのばず自然観察会」の有志の協力で実現した。また、転居準備にいそがしい小川彰氏には、資料室をわざわざ開けていただいた。謝意を表わしたい。 解説 出来事順に時代を追って(展示の順と多少異なります) 上野彰義隊墓所創設者 小川興郷
○囲みの数字は、当日の展示物の脇の番号と対応しています。
その獄中で隊士が書いた寄せ書き帖には、書や漢詩、墨絵、水彩画など36点が納められている。 |
おわりに |
しのばず自然観察会代表の小川潔が、2012年9月29日に江戸東京博物館友の会セミナーで、「彰義隊の墓守の子が見た上野戦争と上野公園」というタイトルで話をしました。 |
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